小樽市北部探索 (10/12~14)

2019-10-18T06:04:16.jpg2019-10-18T06:04:16.jpg
一年目470クルーの森樹です。
今日の札幌の最低気温は6度。北海道の冬がすぐそこまできていることを肌で感じる今日この頃です。週4で1限がある私としては辛い季節になりそうです。

さて、先週末は史上最強ともいわれる台風が日本列島を襲いました。祝津は北の僻地ですから台風の影響など受けないだろうと高を括っていましたが決してそんなことはなく、強風と高波で土日は出艇できず海上練習は月曜のみとなりました。インカレまで残された時間は少ないので、なかなか練習できないことにもどかしさを感じます。

そんなわけで、先合宿は陸にいる時間が長くなりました。陸トレや筋トレ、整備、部屋の大掃除などを行い、有意義に時間を活用できましたが、日曜の午後にはやることがなくなってしまい、各自で自由に過ごしてよいということになりました。スマホをいじるのにも飽きてしまったので一年目三人(中野・勝又・森)でトレーニングも兼ねて山登りへ。下赤岩山と赤岩山という二つの山を越えオタモイ海岸へ行こうという計画でした。

昭和初期、オタモイ海岸には遊園地があり一日数千人が訪れていたそうです。なかでも、断崖絶壁に海に張り出すような形で建てられた「竜宮閣」なる建物が有名で、その迫力は清水寺に勝るほどだったとか。戦時体制で閉鎖を余儀なくされたものの戦後まもなく再開の計画がたてられたのですが、再開直前に例の竜宮閣が火事で焼失。再び開園することはなく幻の遊園地となったのです。ほとんどの建物は取り壊されましたがいくつかの遺構は残り、それらが醸し出す不気味な雰囲気からかここ一帯で様々な心霊現象にまつわる噂が囁かれるようになりました。そして現在では「自殺の名所」や「心霊スポット」といった不穏な要素を多く抱える穴場となったのです。

毎週小樽に通っている者として一度は見ておきたい場所だったので、いい機会だと思い実際に行ってみることにしたのです。曲がりくねった急な坂道を下っていくとだんだんと視界が開け、断崖絶壁の海岸線が見られる様子はまさに秘境という言葉が似合います。しかしよく見ると、崖をくりぬいたような祠や今にも崩れ落ちそうな洞窟があり、荒れ狂う海と相まって得も言われぬ独特の雰囲気が感じられました。
絶えず急な坂道だったので足腰を鍛えることもできよい時間を過ごすことができました。





今日は授業が早く終わったので少し昼寝をしたのですが、そのせいかなかなか寝付けず、つい長々と書いてしまいました。
余談にはなりますが、私たちはオフの日を活用しサイクリングや登山を通じて体を鍛えるという名目であちこち観光する活動を頻繁に行っています。おすすめの場所等ありましたら是非教えて下さい。



今週末はインカレ前に祝津で練習できる最後の合宿です。残り時間は僅かですができることは沢山あるはずです。万全の状態でインカレに臨めるよう気を引き締めていこうと思います。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

1年目初レース2019年10月19日〜20日 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。