インカレ団体戦本選

1年目スナイプの勝又瑛士です。ついにこの季節がやってきました。各大学の威信と誇りが激突する大一番、インカレ団体戦本選です。会場は西宮。祝津とは違う広々としたハーバー、多方から聞こえる気合の入った掛け声、決戦に向けて闘志を燃やすには十分すぎる環境でした。しかし、風待ちの時間が長かったり、レース中に風が弱まってノーレースになったりと、なんだか少しじれったいような状況が続きました。それでもやはりレースはものすごく熱く、スタート前に権利を主張する怒号が支援艇にまで聞こえてきて、祝津でのレースでは味わえないビッグフリートの威圧感が伝わってきましました。最終日の第1レースでは、北大のほりじゅんさん、米田さんペアが9位をとり、北大の底力が見えたような気がして、とても興奮しました。熱いレースとは打って変わって、宿は9人部屋で雑魚寝をするスタイルで、なんだか修学旅行を思い出させるような雰囲気があり、楽しかったです。さて、この大会を節目として代が変わり、北大ヨット部はまた新しい時代へと突入するわけで、今度はレーサーとして必ずこの場所に戻ってくるという決意を胸に新西宮ヨットハーバーを後にしました。来年からはいよいよ自分もレギュラー争いに参戦する立場になり、レースで活躍する先輩に憧れを持つ時間は終わりを告げ、ライバルとみなしていかなければなりません。シーズンは終わりますが、もうすぐそこに新しいシーズンはやって来ていて、気を抜いてはいられません。さらなる飛躍のためにこれからも精進していきます。それではこのへんで失礼致します。