来シーズンに向けて

こんばんは。北海道大学ヨット部4年目の安藤竜太です。

さて、今回のテーマは「来シーズンに向けて」ということで与えられたわけですが、11月に代交代して3月にもなって来シーズンに向けての目標を書くのは、正直違和感たっぷりです。まだ洋上練習は始まってないとはいえ、今シーズンの4分の1ほどが既に終わってるわけですし、「今からスタートだ」なんて思ってたらその時点で大きく出遅れてますしね。その辺の違和感を他の人も感じてたらいいなぁと思います。

とはいえ、いよいよ新学期が始まり、対面での活動がやっと許可されたというわけなので、今年の目標について軽く書こうと思います。部としての目標や個人としての数字の目標はありますが、今回はどういう気持ちでこの一年をやっていきたいかについて書こうかなと思います。

色々とやりたいことはありますが、その中でも今年はとにかく楽しくヨットに乗れる一年にしたいなと思ってます。4年目にもなって楽しくなんてのは間違ってると思われるかもしれないですが、ここまで3年間部活をやってきて結局のところ僕の考えはここに落ち着きました。部活なんだから厳しくとか、緊張感のある環境を作れとか、そういう意見や考え方もあると思います。僕自身も今まではそのような考え方でした。もちろん、ヨット競技は下手をすれば命に関わるスポーツですので、緊張感のある練習と運営は大前提として必要です。ただ、洋上で常にみんなが強張った表情で、暗い雰囲気やギスギス感を醸し出してるのは決していいことではないと思います。やってて楽しくないですからね。
楽しくなければ、ただただヨットに乗ってるだけになります。そうなったら益々練習するのが嫌になりますよね。それに対して、ヨットに乗ることが楽しければ考えてヨットに乗るようになります。積極的に色んなことにチャレンジするようになります。ヨットのことについてもっと知りたいと思うようになります。洋上にいないときにもヨットのことを考えるようになります。もっとヨットに乗りたいと思って練習時間作ろうと運営についても色々考えるようになります。このルートにのったら間違いなく誰よりも成長しますよね。今までの先輩方をみてきたら、このルートは間違ってないと確信してます。
僕自身、最近になってヨットが楽しいと感じるようになってきました。4年目になってやっとこのルートに乗り始めたかなと思ってワクワクしてます。とにかくもっともっとヨットを楽しんでガンガン成長していきたいと思ってます。残された時間はわずかしかないですが、、、
きっと僕以外の現役もヨットが好きな部員が多いと思うので、みんながこのルートにのってくれるんじゃないかなと期待してます。
ただ、4年目である以上は、自分が楽しいって思ってるだけじゃダメですね。部員みんなが楽しい、ヨットに乗りたいと思ってくれるような雰囲気を作っていくことが大事です。まずは自分から。自分が楽しんでやればみんなに伝播してくと思います。雰囲気は伝播しますからね。誰かが暗い気持ちみせてたらどんどんみんなが暗くなっていきます。そんな部活は嫌ですね。

他にも色々と心意気はあるのですが、長くなってしまったのでここらへんで終わりにしておきます。
このようなご時世ではありますが、皆様どうぞ体調にはお気をつけてお過ごし下さい。それでは失礼いたします。