今年一年振り返って

こんにちは。
OB1年目の尾花賢です。
インカレ終わって一ヶ月の間のんびりした日々を過ごしています。

今年度はドンパはみんなそうですが、自分にとっても学生最後のヨットでした。10年間続けたヨットだったので色々思うところはあるのですが、まずはしみじみと「ああ、この程度か」というのが率直な感想です。
自分は北大入って一年目の時から自分たちの代を絶対に勝たせたいと思っていました。その時からずっと天狗だったんです。自分さえいれば勝てると思っていました。
それが否定されたのが、2019年のこと、それを認めたのが今年入ってから。
学ぶには時間をかけ過ぎました。なぜ、自分が「この程度」の人間だったのか、もっと早く気づけたらよかったなってすごく思います。
でも、自分が走ってたら勝ってたんじゃないか、もっと早く変わってたら勝ってたんじゃないか、そういうふうに思うのは「調子乗っちゃってる」ってことだと気づけるようになり、自分が北大で成長できたことの証かと思います。本当に感謝してます。

ただ、今年は気づけた分楽しくヨットに乗ることができたなーっていうように感じます。
それまでの練習だとうまくいかないと気が沈んでとても練習できる状態じゃなかったんですけど、今年はまだまだ自分は下手だからって思ってしっかりと練習に取り組めたかなと思います。
また、前を走っている時も当たり前じゃなくて抜かれるの怖くてめちゃくちゃドキドキするんですけど、それもスリルがあって良かったです。
コロナで短い時間だったのが非常に悲しいですが、学生最後は充実した1年間ではあったと思います。

そんな風にヨットをやってきて大したことない人間なんですけど、2021年度のコーチをやらせてもらえる機会を後輩からいただけました。
本当に嬉しいことです。
やり足りなかったことなどがたくさんあるので、そういったことをコーチとして北大ヨット部に関わる中でどんどんやっていって今までお世話になった分を還元していこうと思います。
コーチをやらせていただける関係で、先日スタッフミーティングに参加して、来年どうしたら勝てるかということをスタッフと考えていたのですが、夏に関東に行こうという話をしておりました。実現できるかどうかというにはまだ問題も抱えておりますが、そういう風に前を向いている現役を見てとてもワクワクしました。

この前就活してたら仕事が辛いっていうのは楽しいって思えるところまで辿り着けてないって言ってました。
ヨットもそんなもんだと思います。
学生のヨットは思うようにうまくいかないし、先輩は基本的にうざいしで、いやだなーって思うことが多いと思います。
だからこそどんどん練習して、ヨットにのめり込んでください。
そうすればどんどんヨットが楽しくなって、さらに目標だったり、夢に少し近づけるのかなと思います。
そんな目標だったり、夢に近づく手助けができればと思うので、2021年度もどうぞよろしくお願いします。

最後になりますが、学生ヨットは四年経ったら終わります。
競技として真剣に打ち込んだり、仲間と共に目標を達成するため足掻くのも、これからの人生ほとんどないと思います。
その短い中で、いかに自分の悔いを残さないか、仲間に悔いを残させないか、そんなことを考えながら必死にヨットをやってくれると非常に嬉しいです。頑張ってください。
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